春を辿るお散歩 〜地植えのチューリップたち〜
小さな芽がたくさん
これは中指ほどの大きさ
キンデルダイクも一望
「ぽかぽか」という言葉が一番似合う、暖かな日射しが街を包み込むかの様に降り注いでいます。この春の陽気に誘われて、久しぶりのお散歩に出かけてみました。
まず向かったのは、バスチオン地区。この場所には、昨年11月にチューリップの球根が植えられました。あれから3ヶ月ちょっと。
「どうなっているのかな?」
と、足を踏み入れると、花壇は緑色。近づいてよく見れば、手の指ほどに成長したチューリップの芽がたくさん。先が尖った葉の大きさが手の平ほどのものもありました。
花壇は互い違いに作られていて、満開を迎える頃には、レインボーカラーのチューリップがちょっとした迷路を形作ります。
また、ここはキンデルダイク地区が見渡せるスポットでもあります。3連風車の前にあるので、風車と花畑、そして、運河をカナルクルーザーが通っていけば、そこはヨーロッパの街並み。写真を撮るにはおススメの場所です。
これからますます暖かくなる日射しが、この芽たちにとって欠かせない栄養となります。日々成長するチューリップ。色鮮やかな花びらを見せてくれるのは3月下旬から4月上旬。
何色の花が咲くのか、楽しみに思いながらお散歩は続きます。
(写真・文/水上 由美)