スタッフレポート
2008年6月7日

假屋崎省吾の華麗なる世界

数々の展示品

真っ白な胡蝶蘭が、また美しい

ブーケ

華道暦25周年を記念して華道家 假屋崎省吾氏の手がけた装花が、パレス ハウステンボスに展示されています。

 

テレビでも活躍し、美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評される假屋崎氏のダイナミックかつ繊細な数々の作品。壁画の間、時代部屋、そしてメイン会場となる3階展示室。
この場所に、一歩足を踏み入れると驚きを隠すことができません。
白を基調としたもの、赤く塗られた竹や青に塗られた竹を使用し、天井に届くほどの巨大なものなど、同じ人が創ったとは思えないほど、素晴らしい作品が並びます。

 

ダイナミックな作品もさることながら、ちゃんと見ていただきたいのが、窓に置かれている「ブーケ」。全部で17個がそれぞれの窓に置かれているのですが、一つ一つが全く違っていて、本当に綺麗。
「こんなブーケを持ってみたい!!」
と思ってしまいました。

 

 

展示は、今月30日(月)まで。
人の手が創り出す「美」の世界を、覗いてみませんか?

 

(写真・文/水上 由美)