不思議な空の景色
ハウステンボスマリーナで
8月も終わりに近づき、すこしずつではあるけれど、場内を通り抜ける風に涼しさを感じるようになりました。
日差しはまだ夏の暑さを感じさせますが、木陰に入るとひんやりとした空気があたりを包んでいます。
そろそろかな?
と思い、場内の秋の装いを「いち早く」探しにちょっとお散歩してみました。
キンデルダイクの花畑を抜け、アートガーデンの横を通り運河沿いを歩いて、ホテルアムステルダム裏の小道へ。
そのとき、ふと空を見上げて「ある事」に気がつきました。
夏と言えば入道雲。青い空の地平線近くから高く上にのびるその雲に夏らしさを感じます。そして秋はと言えばいわし雲。魚のうろこの様に見え、秋の空によく見かけます。
そして、今日の空にはその“夏の雲”と“秋の雲”が点在していたのです。右の大きな写真で言えば、上にあるのがいわし雲。中央と写真下にあるのが入道雲。
30分ほど歩いていたのに、それまで気づかなかったのは何故だろう? と思わず考え込んでいると、低くて厚い、暗い雲が空の端に現れ、小雨を降らせていました。
夏の雲と秋の雲、そして雨雲・・・
ちょっと不思議な空の景色を見る事ができ、なんだか得した気分の散歩道でした♪
(写真・文/水上 由美)